大富豪家2.0の日記
2004年12月17日
10:54
ICタグセミナーで聞いた話
ベネトンが商品にRFIDタグを貼ろうとした計画がプライバシ問題で頓挫した事件があったが、そもそもRFIDタグを貼ろうとした理由は「店員の万引防止」なんだそうである。
* 米国アパレル大手では商品紛失率が30%もある
* その90%が店員による持ち出しである
* 転売されるだけなら良いのだが、返品して返金を要求されると3倍損する
ということへの対策だったらしい。すごい世界だ...
コメント
2004年12月17日
11:14
大富豪家2.0
ちなみに日本では紛失率は10%以下だそうです。
2004年12月17日
12:46
reservoir
ユビキタスIDセンターの人たちも似たような数字を事例として出してきますね
日本は平和だ
2004年12月17日
13:16
pingpong
アメリカではシュリンケージという専門用語が頻繁に使われているそうですね。30%という数字は、ジレットの替刃のシュリンケージ率でも同様だったそうです。日本では、花王が工場出荷から店頭陳列までの追跡調査をおこなったところ、99.8%というとんでもなくよい成績を出したそうです。そういう意味では、日本のSCMにICタグを導入するモチベーションはアメリカほど強くないはずだ、というのがS村先生たちの主張。
2004年12月17日
15:45
siio
半数以上を見本市のノべルテイとして出荷しているタグメーカーもあるという話もびくーり。
2004年12月17日
17:04
shinji
沖縄でも講演があって同じ話聞いたんで、同じ人だな。
でも、インパクトのある話ではある。日本人がまじめすぎるのか、外国人が不道徳なのか。。。
2004年12月18日
01:49
鱶
アメリカとか,コンテナごとどこかもってかれちゃうって話聞いたことあります.
シンガポールがETC入れたのも,導入コスト<料金所の人がくすねることによる損益と見積もったからだとか...
(日本のJHは素性のいい人を採用しており,記録もしっかりのこるので,基本的には不正はないとかいう話でした.
2004年12月18日
16:13
nomad
そういう統計の話は聞いたことがあります。
店員の窃盗という話ではPCショップ、コンビニなど、アルバイト店員に依存する業態のところほど顕著だとか。Yahoo!とかもそうだったんでしょうね。
ほんで、識域下認知…サブリミナルコントロールで「私は正直だ…私は窃盗しない…」という音声を店内放送し、効果を上げているという例を聞きました。(その事例については信じてはいませんが、そういう商売もあるんだと(笑))
確かにコンビニ、PCショップ、IT業界(苦)のような利益率5%みたいなところでは窃盗はたいへんな問題で、万引きによって簡単に店が倒産します。
どんな商品にタグをつけるか、ではなく、どんな店舗にタグをつけるかを考える必要があるでしょうね。