Kindle全体に公開
2007年11月23日05:23
デモムービーを見たらちょっと欲しくなった。
http://prolvideo.thomson.com/176060/demo.mov

外見はソニーのを格好悪くした感じだが、無線LANが無くてもどこでもダウンロードできるとか、辞書がついてるとか、中身はよくできてるようだ。日本語版は出るのかいな?

画面の反応の遅さをカバーするためのスクロールバー(?)にワラタ

コメント

ほかやん2007年11月23日 05:27
一昨日朝から凄く迷ったのですが、あまりにデザインが悪いので、やめました。
その夕方にはすでに売り切れになってしまったんで、やっぱ買って試すべきだったかと少し後悔。EVDOで瞬時にコンテンツがやってくるところは、未体験ゾーンですな。故に、第一章を気軽に立ち読みできるのもよい。
大富豪家2.02007年11月23日 05:40
とりあえず注文してみました。いつ届くかしらん?
crouton くるとん2007年11月23日 06:09
日本語版は出るとしてもまだ先の話でしょうね…。
すみちゃん2007年11月23日 06:12
皆さん新しいものをすかさずチェックしてますね。。:-)
持ち歩くものとしては、バッテリーの管理が気になるところ。携帯2台と、iPod 、これ以上バッテリ管理できないよー、という私は iPodに
頑張って欲しいところ。。。
i16(愛一郎)@吉祥如意2007年11月23日 06:17
ソニーのリブリエを自腹で買って持ってますが(電子出版関係者にも自腹で買った人を初めて見たとよく言われているのでかなり珍しいことのようなんですが)、使い心地はソニーのリブリエより良さそうですね。

表示デバイスは同じだと思いますが超見やすいけど超遅いeペーパーとは別に
メニュー選択用の表示デバイスをつけて、eペーパーに表示したメニューに対してカーソルだけ高速表示するというのは便利そうだ。

リブリエに百冊ぐらい入れた小説をeペーパーの速度でメニュー選択するのは
激しく遅すぎで物凄いストレスだから。殆どその理由で使わなくなっちゃってるかも知れず。

真夏に炎天下で青空文庫からコンバートした小説が読めるのは便利ではありますがメニュー選択が遅すぎ。10冊ぐらいならいいんですが512MBメモリスティックとか挿すと100冊以上入るので。

青空文庫からコンバートするのにこんなツールを作る羽目になったのは不便でしたが。

http://i16.jp/aozora/

こんなのを作って使わないとたいへん不便だったんですがそういえばこれの使い方を説明してませんね僕は。
SHIGE2007年11月23日 09:38
国内も発売を臭わしてますがコンテンツが高杉ですね ページ送りのボタンとページめくりのバランスよくて防滴ならば風呂とか水場で読めるから自分は欲しい
shinji2007年11月23日 10:32
僕もコンテンツが高すぎだと思う。Adobe はPDF baseのコンテンツをAmazon経由で売っていたことがあって、それは、ハードカバーよりは安かった。ハードカバーを買うと、電子版が付いてくるぐらいの技を出して欲しい。

ザウルスの文庫ビューワーに届かない機材を出してどうするんだってのが、リブリエ見た時の印象です。MI-C1 の反射型液晶はきれいで高速だったし。日本語独特の技術的課題としては、ルビの問題があるらしいです。なので、日本語化は苦労するでしょう。

メニューが遅いのは、Flash メモリ上でたこいファイルシステム(FATとか)を使うとそうなります。
カスミの哲2007年11月23日 18:36
携帯電話機能を利用しているものの、通信について直接は課金されず、契約はamazonとだけすれば良いと言う所が、単に製品としてのイノベーションに留まるのではなく、制度としてのイノベーションになっている所が偉い。amazonのiPodと言える。

GPS機能がついてて地図になったり、画面にペンで直接メモ書きできたらもっと良いのになぁ。
大富豪家2.02007年11月23日 23:43
リブリエに負けてるとの説も!
http://www.gizmodo.jp/2007/11/_vs_kindleebook_1.html
i16(愛一郎)@吉祥如意2007年11月25日 22:04
Sony Readerとリブリエは随分違いますよ。
表示デバイスが同じだけで、Sony ReaderとKindle程度には十分違うと思う。
Sony Readerとリブリエが同じというのはデマであって、
Sony Readerが米国版リブリエだというのは
Kindleがアマゾン版リブリエだというのと同程度の話でしかないと思います。
写真3つ並べてみれば言いと思いますが誰も並べてみないんですかね。

リブリエはリブリエ発売の1年後に配布が始まったコンバータ使わないとテキストファイルなどの自作コンテンツ入らない。
コンバータもニュースサイト取り込みユーティリティによる変換のほかはpdfからの変換でこの場合レイアウトが固定になっちゃうから拡大したら縦横のスクロールをしないと見れないのにリブリエのUIは縦横スクロールに便利には出来ていない(というかページめくり以外ほぼUIとして無理)
あんまり使い物にならないというか全くダメだったのでニュースサイト取り込みユーティリティで青空文庫を読めるようにと苦し紛れに作ったのが http://i16.jp/aozora/ なわけで。
QWERTYキーボード付いてるけど殆ど使う場面が作られてなくて、
ブラウズするシステムの書籍を選ぶところとか
もちろん書籍を読んでるときもですけど
UIがたいへん悪い。
表示デバイスが圧倒的に見やすいほかは何もかもが圧倒的にひどい。
(Linux使ってるというのでそのLinuxをユーザが使っていろんなユーザの自作ユーティリティが流通すればかなりの問題が解決するような気がしますがLinuxの入り方不明)

Sony Readerの日本語版があればKindleに圧勝する可能性があるけど
リブリエでは使いにくいから勝てるはずがないと思います。

誰も買わないモンだからウソが横行??

買わないでどっかから貰った人はどっかから何らかのユーティリティを貰ってるか知れないし開発用かなんかの市販と違うものを持ってるのか知れないしで別に悪気があるわけじゃないとは思いますがメモリスティックと合わせて5万のコンシューマプロダクトの使い心地じゃないことは確かです。

(業界関係から提供されたのでなくて勤務先の費用で市販品を買った人は市販品を持ってるわけですけどそういう人は勤務先の費用で有償コンテンツを買って読むだけだし業務でそうやって読む以外には使わないし実際あの機材ではほぼ使えないわけだし)

仕事関係でタダで貰って給料貰って業務として義務で使ってる人も音を上げる程度には使いにくいと思う。

金だして買った僕は何?という感じなので、自腹で買った人を僕以外見た事がない関係者にしか僕が会ったことがないというのは、まあ妥当な売れ行きであろうとは思います。
自腹で買った人に僕以外会ったことがあるという話を聞いたのは増井さんだけだし。

ただし表示は見やすい。
あのデバイスで日本語が読めるのがリブリエしかないという全くただその一点だけのために僕は買って持っているわけです。
夏目漱石の「満韓ところどころ」なんていう普通デジタルでは売ってない旅行記を読むには最適。
i16(愛一郎)@吉祥如意2007年11月25日 22:05
(2000字超えたw)

夏目漱石の同級生の中村是公が満鉄総裁になったので遊びに行ったと言う旅行記なんですけど当時の日本人のセンスが解って面白い。逆に言うと今のセンスでは到底許されない感じの差別的視点が随所にありますから全集の一部としてやむを得ず出版するという形でしか出ないのではないかのような文章です。

>向うの方(かた)に支那人の影が二人見えたが、我々の姿を認めるや否や、草の中に隠れた。ああやって、何か掘りに来るんです。捕(つら)まると怖(こわ)いものだから、すぐに逃げます、なかなか取り抑えるのが困難ですとA君が苦笑した。

>そこへ汚(きた)ない支那人が二三人、奇麗(きれい)な鳥籠(とりかご)を提(さ)げてやって来た。支那人て奴(やつ)は風雅(ふうが)なものだよ。着るものもない貧乏人のくせに、ああやって、鳥をぶら下げて、山の中をまごついて、鳥籠を樹(き)の枝に釣るして、その下に坐って、食うものも食わずにおとなしく聞いているんだよ。それがもし二人集まれば鳴(な)き競(くらべ)をするからね。ああ実に風雅なものだよ。としきりに支那人を賞(ほ)めている。余はポッケットからゼムを出して呑(の)んだ。

みたいな文章です。
しかしこれが日本の歴史であって日本人は普通に読んでいたのであるから、もし歴史上において反省すべきことがあるなら反省しようと考えて何を反省すべきなのか見てみようとしたときにはこういったものを見てみないと反省のしようもなく、単に相手が怒ってるから頭を下げておけばそのうちあきらめるだろうのような無反省な態度しか取れないにもかかわらず、そういう形でしか出版されないので読もうという、しかし液晶とかで読みにくかったら読んでられないし、というときにどうにかしてリブリエに読み込ませれば炎天下で目にストレスなく読めたわけです。
ただし僕以外に「満韓ところどころ」をリブリエにコンバートして読んだ人がいるのかどうかはしりません。
僕はソニーのコンバータ用の補助ツールを作って公開URLに置いて自分では使ってるけど使い方を説明してないし。
i16(愛一郎)@吉祥如意2007年11月25日 22:16
自分のテキストファイルを変換するときもいったんHTMLに変換してWebに置いてさらにそのHTMLをRSSフィードしないと文字の拡大縮小でレイアウトが追従する普通の電子書籍と同じ読み心地で読み込ませることが出来なかった。

(pdfは作れるけど改行と無関係の縦横スクロールというUIになるわけです)

これを手でやるのが余りにも煩雑だったので青空文庫をひとつ読み込ませようとしたところで早くもぶちきれてツールを作ってWebに置いたのが上記ツールですね。
自分で作れない人はリブリエを叩き割って終了してるか知れず。

でもまあとにかく表示デバイスは目が疲れない。ホントにその一点のみですねえ。
大富豪家2.02007年11月26日 05:17
青空文庫にあるんですな。こういうのRSS配信したら面白いかしらん。
i16(愛一郎)@吉祥如意2007年11月26日 08:38
んー上に書いた僕のRSS生成ページじゃなくて?
大富豪家2.02007年11月26日 10:15
新しい原稿かのごとく小出しするていう意味でした。
i16(愛一郎)@吉祥如意2007年11月28日 06:59
あーじゃーこれランダムにまわせばいいかなあ。そういうのを配信する奴(RSS の URL)を作れば足りるってことですよねえ。