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| ■ | ローマ字かな変換は人により趣味が異なるようなので、 対応表をもとにしてC/Perl/Lispの変換プログラムを生成するようにしています。 |
| ■ | デフォルトの対応表はrklistというファイルです。 ひとつの対応表から変換プログラムを生成することにより、 どのプログラムでも同じ変換ができるようになります。 |
| ■ | かなとローマ字は1対1に対応していません。 rklistではひとつのかなに対して 複数のローマ字を定義してあります。 (e.g. 「fu/ふ」「hu/ふ」) |
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rklistはあまり使わないと思われる定義も
いろいろ含んでいます。
(e.g. 「ca/か」「gwa/ぐぁ」)
rklist.pbtは 普通に使われるエントリだけ残したものです。 Palm版などの辞書を作るときはこの変換表を使っています。 |
| ■ | 異なる対応表を使えば、 ヘボン式のローマ字を訓令式に変換するといったことができます。 |
| Perlのローマ字かな変換プログラム |
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rklist2rkplプログラムで、
rklistの定義にもとづいた
ローマ字かな変換表を生成することができます。
# EUCベースのローマ字/カタカナ変換表を生成 % perl rklist2rkpl rklist > rklist_ke.pl |
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-sオプションでSJISベースの変換表が生成され、
-hオプションでひらがなの変換表が生成されます。
# SJISベースのローマ字/ひらがな変換表を生成 % perl rklist2rkpl -s -h rklist > rklist_hs.pl |
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ローマ字かな変換プログラム本体は
romakana.plで、
ローマ字かな変換関数roma2kana()と
かなローマ字変換kana2roma()が
定義されています。
rklist2rkplで生成された変換表を読み込んだ後で これらの関数を呼びます。
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kana2roma()は、
可能なあらゆるローマ字パタンをコンマで区切った文字列を返します。
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| Cのローマ字かな変換プログラム |
| ■ | rklist2rkcプログラムで、 rklistの定義にもとづいた ローマ字かな変換プログラムを生成することができます。 |
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-sオプションでSJISベースの変換プログラムが生成され、
-hオプションでひらがなの変換プログラムが生成されます。
# SJISベースのローマ字/ひらがな変換プログラムを生成 % perl rklist2rkc -s -h rklist > romakana.c |
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InitRomaTable()でローマ字かな変換表を初期化し、
Roma2Kana()で変換を行なうことができます。
かなからローマ字への変換関数は(今のところ)ありません。
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| Emacs Lispのローマ字かな変換プログラム |
-sオプションでSJISベースの変換プログラムが生成され、
-hオプションでひらがなの変換プログラムが生成されます。
# SJISベースのローマ字/ひらがな変換プログラムを生成 % perl rklist2rkel -s -h rklist > romakana.el
(require 'romakana "romakana.el") (roma2kana "shachou")