Organization: 人工知能学会(Japanese Society for Artificial Intelligence)
Category: HyperText
Number: SIG-HICG-9001
Abstract: 本論文では、人間の知的活動支援の道具としての観点から、
        ハイパーメディアのデータモデルにつき考察を行なう。従来
        のハイパーメディアの特徴は、リンク構造を陽に意識、内部
        情報と外部表現との自然な対応づけ等である。これらの特徴
        は、編集．検索の高度化を行なうためには、まだ不十分であ
        り、かつ情報作成と利用とのトレードオフや,情報実在感の欠
        如等の問題が内在する。そこで、システム事例の検証から、
        スキーマの概念を取り込んだモデル化や、大局的な情報理解
        が行なえるブラウザ等の必要性を述べる。また、利用実験で
        得られた知見をもとに、上述のモデルを取り込んだハイパー
        メディアの利用形態が適切な効果を示していることを述べる。
Bibtype: InProceedings
Booktitle: 人工知能学会ヒューマンインタフェースと認知モデル研究会
        第10回研究会資料
Author: 原 良憲
        的場 ひろし
        笠原 裕
Month: jun
Affiliation: 日本電気C&C情報研究所
Title: ハイパーメディアデータモデルに関する一考察 --
        ハイパーメディアは人間の知的活動支援の道
Year: 1990