Category: Speech
Journal: IEEE Computer
Comment: カナダの電話会社で実際に電話局に設置した音声認識装置を
        使って各種サービスをした実験。例えば「増井」という客が
        デパートにコレクトコールをする場合は、
        客: "0-(店の番号)"をダイヤル
        システム: 「コレクトコールなら1を押して下さい」
        客: "1"をダイヤル
        システム: 「あなたのお名前は？」
        客: 「増井」
        という問答がある。最後の名前はシステムにより録音される。
        この後システムは録音された名前を使ってデパートに電話をかける。
        デパート: 「なんとかデパートです。」
        システム: 「「増井」さんからコレクトコールが入ってます。
        受けますか？」
        デパート: 「え？」
        システム: 「「増井」という人からコレクトコールが入ってます。
        受けるかどうか、「はい」「いいえ」で答えて下さい」
        デパート: 「はい」
        という感じである。
        ここで認識システムは「はい」「いいえ」を正しく認識し、
        関係ない答えをはじくように注意する。運用結果はなかなか
        良好である。
        上の例でわかるように、対話の設計がとても重要である。
Abstract: The earlyu success of an automated call-handling system
        using interactive voice technologies foreshadows huge
        savings for telephone companies and a wealth of new services
        for consumers.
Number: 8
Bibtype: Article
Pages: 35-41
Month: aug
Author: Matthew Lennig
Title: Putting Speech Recognition to Work in the Telephone
        Network
Comment1: 「増井です」とか答えたらどうなるのだろうか。
Note: カナダの電話会社で実際に電話局に設置した音声認識装置を
        使って各種サービスをした運用結果。
Year: 1990
Volume: 23