著者
永岡 慶三, 伊藤 徹
タイトル
ハイパーテキスト学習における学習者のノード間遷移と参照時間について
書籍
電子情報通信学会技術研究報告第18回
ページ
121-128
日時
June 1993
概要
ハイパーテキストを用いたCAI学習場面における学習者の学習 履歴データとして,ノード間遷移と参照時間を取り上げ調査し, 分析した。実験用に開発した教材は「CAI」を題材とし,17個の 解説用ノードと1個の索引用のインデックスノードからなる。 ハイパーテキストの学習をリテラル情報に対する学習と構造情 報に対する学習にノード参照時間によって分離した。教材内容 について行ったテストの前後で,学習者の学習形態はインデッ クスノードを有効に活用するようになることをはじめ,構造情 報に対する学習が回数.時間ともに増加する。これは従来の線 型構造(リニアテキスト)の教材では計測対象とされていなかっ たものである。また,学習者は,教材の部分集合についても局所 的に特定ノードを,インデックスノードとして活用する学習形 態が観察された。
カテゴリ
HyperText
Organization: CAI学会
Category: HyperText
Abstract: ハイパーテキストを用いたCAI学習場面における学習者の学習
        履歴データとして,ノード間遷移と参照時間を取り上げ調査し,
        分析した。実験用に開発した教材は「CAI」を題材とし,17個の
        解説用ノードと1個の索引用のインデックスノードからなる。
        ハイパーテキストの学習をリテラル情報に対する学習と構造情
        報に対する学習にノード参照時間によって分離した。教材内容
        について行ったテストの前後で,学習者の学習形態はインデッ
        クスノードを有効に活用するようになることをはじめ,構造情
        報に対する学習が回数.時間ともに増加する。これは従来の線
        型構造(リニアテキスト)の教材では計測対象とされていなかっ
        たものである。また,学習者は,教材の部分集合についても局所
        的に特定ノードを,インデックスノードとして活用する学習形
        態が観察された。
Number: 105
Bibtype: InProceedings
Booktitle: 電子情報通信学会技術研究報告第18回
Author: 永岡 慶三
        伊藤 徹
Pages: 121-128
Month: jun
Affiliation: 教育工学
        神戸大学発達科学部
Title: ハイパーテキスト学習における学習者のノード間遷移と参照時間について
Year: 1993
Volume: 93