Category: Speech
Journal: IEEE Computer
Comment: Xspeakは音声でXウィンドウのウィンドウ操作を実現する。
        ウィンドウ名を呼ぶとそのアプリが(見えない場合でも)前面に
        出てくる。結果は以下のとおり。
        ・ヘッドセットを使っていないので認識率が悪い。50-80%程度
        ・特に音声インタフェースは好まれない。
        ・隠れたウィンドウの選択は速い
        ・ウインドウ操作の上手な人には役にたたない
        ・マウス操作全部を音声でできるわけではない
        ということで、Xのイベントマクロ言語のようなものを作って
        あらゆるマウス操作を音声でできるようにしたXspeakIIを作った。
        ・コンテキスト依存認識
        ・イベント記述言語X-GL
Abstract: With Xspeak, window navigation tasks usually performed with
        a mouse can be controlled by voice. A new version, XspeakII,
        incorporates a language for translating spoken commands.
Number: 8
Bibtype: Article
Pages: 50-56
Month: aug
Author: Chris Schmandt
        Mark S. Ackerman
        Debby Hindus
Title: Augmenting a Window System with Speech Input
Comment1: ・イベント記述言語は繰返しや条件も書くことができるが、音声
        とは全然関係がない！
        ・音声合成についてはどう考えているのだろうか
        ・とにかく全然便利そうでない！「Simon says」は便利だと
        いうけれど...
Facts: ○ 音声認識インタフェースはマウスより速くも遅くもない
        ○ 音声インタフェースがうまくいっているのは以下のような場合
        ・検査(目と手がふさがっていて語彙が少ない)
        ・仕分け(同上)
        ・顕微鏡検査(同上)
        ○ 頭の中のものを考えて喋るのは書くより6倍速いが、ディク
        テーションの場合は20-60%しか速くない。
        \cite{Martin:SpeechInput}
        ○ 音声インタフェースは「目」「手」と違うチャネルを提供
        するので役にたつかも。たとえば、目を画面からはなさず
        手をキーボードからはなさず仕事を切りかえることができる。
Note: Xspeak\cite{Schmandt:Xspeak1}を拡張したXspeak2。
        あらゆるマウス操作を音声で実行可能。
Year: 1990
Volume: 23