tag:blogger.com,1999:blog-202221022024-03-08T13:41:22.949+09:00ユビキタスの街角ネットやセンサを活用して
ユニバーサルでユビキタスな環境を実現するための
研究開発を行なっています。増井http://www.blogger.com/profile/02873487347113156603noreply@blogger.comBlogger133125tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-46861248812354759822016-08-22T07:09:00.001+09:002016-08-22T07:10:24.102+09:00宝クジのシミュレーション宝クジの期待値が低いことはよく知られている。「633回年末ジャンボ宝クジ」の資料から計算すると、300円のクジに対して当選金額の期待値は150円ぐらいにしかならないので、宝クジを買うことは激しく損な行為であることは間違いない。<br />
<br />
<blockquote><img src="https://gyazo.com/08221554a2a6881006ad8ee161456d0b.png" width=400><br />
</blockquote><p></p>ところが並んでまで宝クジを買う人は沢山いる。得する可能性が著しく低いのに宝クジを買うというのは、そこになんらかの楽しさがあるからだろう。<br />
<p></p>ジャンボ宝クジを100枚(3万円)買うシミュレーションをしてみると以下のようなことがわかる。<br />
<br />
<ul><li>大体数千円ぐらいは当たる (2万円以上損するわけだがゼロになるわけではない)<br />
<li>100回に一回ぐらいは利益が出る<br />
</ul>つまり、3万円買っても2万円以上損することがほぼ間違いないのだが、4億円当選を期待するという楽しみがあるし、タマには儲かることがあるし、どれだけ当たっているかを調べる楽しみもあるので、レジャーのような楽しみ方をされているのかもしれない。ギャンブルというよりエンターテインメントなのだろう。 <p></p>課金ゲームのように、全く儲かる可能性がなくても喜んで金を払う人が沢山いるのだから、滅茶苦茶に分が悪いギャンブルであってもうまく面白さを用意することができれば参加者を集められるということなのだろう。当選金をどれぐらいにするかが大きなノウハウなのだろうか。<br />
増井http://www.blogger.com/profile/02873487347113156603noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-61579615668025415912012-12-16T18:27:00.001+09:002012-12-16T18:34:25.397+09:00階層型ファイルシステムの憂鬱Unixが普及したためか、ファイルは階層的に管理するものだという常識が浸透しており、現在はパソコンでもスマホでもファイルは階層的に管理するのがあたりまえになっている。階層的ファイル管理は確かに便利なものだが誰もが使いこなせるものではない。階層化が自然なもの(住所など)や分類の専門家がいるところ(図書館など)ではデータを階層的に管理するのが良いかもしれないが、パソコン上の雑多なデータを階層的に管理することは普通の人には無理である。「1月の会議でA社に貰ったBプロジェクトの資料」のような文書を入手したとき、「1月」のフォルダに入れるべきなのか「A社」のフォルダに入れるべきなのか「Bプロジェクト」のフォルダに入れるべきなのか判断に苦しむし、そもそもファイル名をどうすればいいのかわからない。新しいデータが来るたびにこのように悩むのは全く理不尽であり、私の場合はすべてデスクトップ上に置いてしまうのでデスクトップがぐちゃぐちゃになっている。<br />
<br />
<!-- <div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><br />
--><br />
<a href="http://gyazo.com/e3ceb55cbec53052b00fbf3652a90fa4.png" imageanchor="1" style="margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="200" src="http://gyazo.com/e3ceb55cbec53052b00fbf3652a90fa4.png" width="263" /></a><br />
<!-- </div><br />
--><br />
<p>これを解決するのは簡単で、階層型ファイルシステムなど使わずにデータを管理すればよい。たとえば、データはすべてどこかのレポジトリにアップしてタグをつけて管理すれば良い。上の例の場合、データに「1月」「A社」「Bプロジェクト」というタグをつけておけば後から簡単に検索することができるし、他のデータに同じタグがついていれば関連データを連想的に検索することができるのでテキスト検索しなくても関連情報を簡単に利用することができる。<br />
こういうことは自明だと思われるのだが、「デキるビジネスマンは現行の階層的ファイルシステムを使いこなす」みたいな常識があるのかもしれない。階層型ファイルシステムを使わずにあらゆる個人的データをうまく管理する方法を試してみたいものである。<br />
<br />
増井http://www.blogger.com/profile/02873487347113156603noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-66304121267592790582012-09-20T22:41:00.000+09:002012-09-20T22:42:34.591+09:00マナーについて<a href="http://portal.nifty.com/kiji/120911157351_1.htm">山で飲んだジュースの缶は埋めて帰るのがマナーと思われてた時代があるらしい</a>。現代人ならそんな馬鹿な? と思うところだが、昔から山登りしてた人に聞いてみたところ、金属缶などは埋めるのもアリと思われていたのは本当らしい。<br />
<p>汽車で食べた弁当などのゴミは椅子の下に置いておくのがマナーだと最近まで思われていたそうである。東京出身の谷崎潤一郎が阪急電車に乗ったとき、<a href="http://www.t3.rim.or.jp/~s-muraka/dokusho/tani.html">車内で小便させる奴がいるのを見て度肝を抜かれたという話がある</a>。それがマナーだったとは思えないが、許される雰囲気はあったのかもしれない。かようにマナーとは時代や場所によって相当変わるものらしい。<br />
<p>マナー云々の話が出るのは人が沢山いる状況だけである。誰もいない場所ではマナーなど不要であり、タバコを吸おうがゴミを捨てようがベビーカーを使おうが文句を言われることはない。マナーというのは混雑度のような周囲の状況とか時代の空気とかによって大きく変化するものであり、これがマナーだ! と声高に主張するのは全く無意味なことだといえる。<br />
<p>つまり、容易に「マナー」などと口にしないことがマナーだと言えるだろう。増井http://www.blogger.com/profile/02873487347113156603noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-64309153958551842182011-10-07T14:43:00.000+09:002011-10-07T14:43:50.823+09:00Steve Jobsとの面接Jobsが亡くなってしまって大変残念であるがAppleは引き続き頑張ってほしいものである。
<p>
Jobs氏と直接話したのは2006年の面接のときだけなのだが、
その時のメモを書いてみる。
iPhoneに関する情報が全く外部に出てなかったときの話である。
<p>
<b>日時</b><br>
2006/5/4
<br>
<b>参加者</b>
<br>
J: Steve Jobs<br>
F: Scott Forstall (iPhone開発責任者)<br>
M: 私<br>
<b>話の流れ</b>
<br>
ジョブズ登場!
報道とかで見るの同じ印象。調子が良くてスマートな感じ。
<p>
J: 「やぁトシ(握手)! 遅れてゴメン。滅茶苦茶面白いプロジェクトの打合せをしててネ。」<br>
J: 「中身は言えないけど、Mac、iPodの次の柱となる大きなプロジェクトなんだ。」<br>
J: 「君なら一瞬でも見たらその強烈さを理解すると思うョ」<br>
J: 「日本語の入力とかは結構鍵になるんだ。でもこれまでのより格段によくなるんだけどね」<br>
J: 「で、インターネットを全部調べたら、君が新しいプロジェクトに最適任だということがわかったんだョ」<br>
J: 「日本よりこっちの方が全然環境良いしネ。あ、もちろん日本の状況は知ってるョ」<br>
J: 「てなわけだから来るよね? 家族はいるのね? 家族にとってもこちらは良いよネ」<br>
J: 「じゃ何か質問ある?」
<p>
という感じで一気に押し切られる。
<p>
M: 「入力と検索を大統合したデスクトップを作るみたいなことを考えてるんですけど...」<br>
J: 「今度のプロジェクトはPCとは全然違うんだョ!」 (提案終了)<br>
M: 「ある会社との契約仕事が継続中なんですケド」<br>
J: 「へー。仕事の何割ぐらいそれにあててるの?」<br>
M: 「30-40%ぐらいすかね」<br>
J: 「じゃぁその時間はそちらの仕事をすることにしてもいいョ。ウチはフレキシブルだからネ」<br>
M: 「私との個人契約だったらそれでもいいんだけど組織の契約なんですが」<br>
J: 「いずれにせよウチはフレキシブルだからっ」<br>
M: 「はぃ、調べてみます...」<br>
M: 「日本で働くオプションって無いんですか?」<br>
J: 「絶対なし。こちらで一丸となってやることにしてるんだ。」<br>
M: 「すぐ移籍が無理とすると、どれぐらいなら待てるんですかネ?」<br>
J: 「2〜3ヶ月だったら大丈夫かな。半年かかるなら他の人をあたるしかないョ」<br>
<p>
情報があまりに少ない! ジョブズがウキウキしてるのは確かなのだが何が何やら。
聞いた話によるとNeXTを立ち上げたときもこのように
何も情報を出さないまま情熱だけ語って人集めしたらしい。
<p>
ジョブズ退席
<p>
J: 「じゃぁね! 正しい決定するのを待ってるからネ!」
<p>
Forstall氏に質問
<p>
M: 「新しい柱とか言ってますけど、柱は何本ぐらいあるんですか?」<br>
F: 「Mac、iPod、と今度のやつだけだョ」<br>
M: 「結構沢山の人間でやろうとしてる?」<br>
F: 「そのとおり。全部入れるとかなりの数に。」<br>
M: 「うーむ...」<br>増井http://www.blogger.com/profile/02873487347113156603noreply@blogger.com4tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-12094835476605096162011-09-21T22:58:00.001+09:002011-09-21T23:00:06.057+09:00算数列車この前北京に行ったとき、北京北駅から万里の長城(八達嶺)まで列車で行ってみたのだが、
乗務員ぽいオバチャンが突然プラスチックトレイに「68×48」みたいな式を書いて
それを高速に暗算する方法を説明しはじめた。
暇な乗客を退屈させないための余興か何かかと思ったらそうではなくて、
暗算でこの手の計算を行なう技術を解説した本を売るという商売であった。
なんで列車の中でそんな商売をするのだろう...
<br>
ちなみに北京北駅から万里の長城までは1時間10分の快適な旅で、
値段は片道たったの6元(80円ぐらい)であった。
バスツアーとかタクシーとかより気楽だし安いのでおすすめである。
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjvBojskL7Ncsb388nDXaxuMyWtNbTZzlxa2bDRjDFm_qoBwBb4wZQwrmVUYUHdwgsc0_qt8e8z7jJRHbLZUgT9-kttZRTM6DLFWKTyXJprrbOk0c6ylLlMJfdL_mydaA5KF1v2ZA/s1600/DSCN2019.JPG" imageanchor="1" style="clear:right; float:right; margin-left:1em; margin-bottom:1em"><img border="0" height="240" width="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjvBojskL7Ncsb388nDXaxuMyWtNbTZzlxa2bDRjDFm_qoBwBb4wZQwrmVUYUHdwgsc0_qt8e8z7jJRHbLZUgT9-kttZRTM6DLFWKTyXJprrbOk0c6ylLlMJfdL_mydaA5KF1v2ZA/s320/DSCN2019.JPG" /></a></div>増井http://www.blogger.com/profile/02873487347113156603noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-28776850186640900112011-06-05T16:22:00.000+09:002011-06-05T16:22:17.580+09:00ライフログ古いアイデアを復活させようとして昔の日記を読んでいたら
残念な話を沢山思い出して気分が鬱になった。
<br>
自分の行動すべてを記録する「ライフログ」を
<a href="http://hondana.org/%E5%A2%97%E4%BA%95/4153200107">提唱している</a>人がいるが、
嫌な体験を簡単に思い出せるといろいろ不都合があるだろう。
ライフログ提唱者もこういう問題点については重々認識しているのだが、
利点の方が多いのだから我慢すれば良いと考えているようである。
しかし本当に嫌な記憶は完全に忘れてしまう方が良いということは自明に思われる。
嫌なことを思い出しそうになったらすかさず別のことを考えるといった
「忘れる技術」が重要だと私は思っているし、
大抵の人は嫌なことを思い出すのはまっぴらだと思っているだろうから、
単純なライフログが流行することはあまり想像できない。
<p>
残念な日記などについては「残念タグ」をつけておき、
とても元気なときだけ閲覧できるようにしておくといいかもしれない。
自分の気分や居場所などによって計算機の挙動を簡単に変えられるようになれば
状況も変わるかもしれないけれど。増井http://www.blogger.com/profile/02873487347113156603noreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-79340771883943478152011-05-05T01:47:00.000+09:002011-05-05T01:47:29.190+09:00メールとURL最近はあらゆる情報にURLがついている。
製品にも本にも日記にもレシピにも場所にも人間にもURLがついており、
あらゆる情報へのポインタがURLで表現できる時代になってきたといえる。
<b>ところが何故かメールだけにはURLがついていない</b>。
<br>
メールは個人的なものだから当然だと思われているかもしれないが、
考えてみると不便な話である。
会議やイベントの連絡がメールで送られてきたとき、その情報を表現するURLは存在しないので、
別の場所からその情報にリンクを張ることができない。
面白い情報をメールで貰ったとき、それを他人に伝えようとするとメールの転送が必要で、
そのデータにブラウザからアクセスできないのは不思議な話である。
<b>あらゆる情報の中でメール情報だけが別の世界にいるかのようである</b>。
<br>
Wikiは便利だが、メールで受け取ったデータにリンクを張ることができないのが不便である。
メールで貰ったイベントの案内をWikiに書きたいと思ったとき、
メールにリンクを張ることはできないのでイベントのページを捜すことになるが、
適当なWebページが有るとは限らない。
会議の連絡や宴会の連絡がメールで来るのは日常茶飯事であるが、
会議のページや宴会のページなど無いのでリンクを張ることは不可能である。
<br>
これらの情報を参照する場合、メールソフトを利用するか、
メールの内容を別の場所にコピペしておいて参照するのが普通であろう。
また、こういった不具合を解決するため、
メールも文書も同じように扱えることを売りにしたソフトが色々開発されているが、
メールが別世界にいるという状況が変わるわけではない。
文書などのデータはそのまま普通にWebで公開できるのに対し、
メールを公開するにはコピペなどのデータ変換が必要になる。
<br>
そもそもメールが同じ世界に存在して直接リンクを張ることができるのならば
こういう面倒は不要なはずである。
メールだけが別世界にいることが問題であり、
メールを含むあらゆる情報がひとつの世界に存在してURLで一括管理できれば
メール情報の扱いの面倒さは解消するはずである。
<br>
メールが開発されたのはWebが開発されるよりもずっと前のことなので、
別世界の話なのは仕方がなかったかもしれないが、
Webが発明されて20年近くたっている現在、
いつまでもメールを別世界のまま放っておくわけにはいかないだろう 。
なんらかの方法での融合が必要だと思われる。
<br>
...というわけで、メールの世界をWebの世界と融合させるために
<a href="http://Gyamm.com">Gyamm</a>というシステムを開発した。
Gyammは<a href="http://QuickML.com">QuickML</a>や
<a href="http://Gyazo.com">Gyazo</a>と似たテイストのシステムで、
<b>xxxx@Gyamm.com にメールを送るとそれがWebに公開される</b>「だけ」のシステムである。
機能は単純だが、上に書いたような問題を解決する可能性を持っているうえに
普通に便利なシステムなので、ぜひ使ってみていただきたい。増井http://www.blogger.com/profile/02873487347113156603noreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-78035115014850806762010-11-26T10:58:00.005+09:002010-11-26T11:03:40.574+09:00マンホールの穴「マンホールは何故丸いのか?」という有名なクイズがある。
「蓋が丸いと穴に落ちないから」というのが模範解答だと思われているが、
これはおおいに疑わしい。
<p>
そもそも穴というものは普通は丸いものである。
紙に穴を開けろと言われれば普通は丸い穴を開けるし、ドリルもキリも丸穴を開けるようになっているし、
グアテマラの穴もマルコビッチの穴も丸い。
穴は丸く開けるのが一番楽なのだからマンホールは丸く開けようと思うのが普通である。
<p>
<img src="http://gyazo.com/d8dfa8cf42b7d2cdca04d9ba14c3c856.png">
<p>
また、パイプや管は普通は丸いものである。水道管もガス管も土管も丸いし血管だって丸い。丸い管は最も効率が良いので丸くするのが自然なのだろう。
<p>
穴もパイプも丸いのが自然なのであればマンホールの穴も蓋も丸いのが当然であろう。丸い蓋は穴に落ちないという利点があるのは確かだが、それが最大の理由だとは考えられない。
円形以外でも穴に落ちない形は存在する。
<p>
「ぐっすりの語源はGood Seep」だという俗説があるが、マンホールの蓋が丸い理由というのも同じような俗説だと思われる。聞いたとき一瞬「なるほど!」と納得してしまうところが似ている。増井http://www.blogger.com/profile/02873487347113156603noreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-83786690569734657152010-04-10T22:25:00.000+09:002010-04-10T22:26:11.520+09:00Blogspotへの移行無理矢理blogspotに移行させられたのでテストしてみる。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-78318650425242628422010-04-10T21:13:00.002+09:002010-04-10T21:47:02.197+09:00FTPが使えなくなって無理矢理移行させられたでござるFTPが使えなくなるということで無理矢理
http://tmasui.blogspot.com/
に移行させられてしまった。
古いアドレスも使えるといいのだがよくわからない。
外部サービスなんか使うんじゃなかった...Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-32444335335814477252010-04-10T12:50:00.005+09:002010-04-10T21:03:44.464+09:00パクりの思い出ソフトウェアのアイデアのパクりは意外と多いものである。
<p>
たとえば
<span class='fuseji' id='pakuria'></span>の
<span class='fuseji' id='pakurib'></span>氏のケースが思い出される。
<span class='fuseji' id='pakurib2'></span>氏は10年前ぐらいに
<span class='fuseji' id='pakuric'></span>というシステムの開発で一世を風靡したものだが、このアイデアを
<span class='fuseji' id='pakurid'></span>という会社が勝手にパクって
<span class='fuseji' id='pakurie'></span>という名前のゲームとして販売した。
<span class='fuseji' id='pakurib3'></span>氏は当然抗議したのだが結構モメてしまい、
決着がつくのにかなり時間がかかったと聞いている。
<span class='fuseji' id='pakurib4'></span>氏は当時
<span class='fuseji' id='pakuria2'></span>の
<span class='fuseji' id='pakurif'></span>だったからそれほどモメなかったようだが、もし
<span class='fuseji' id='pakurib5'></span>氏が
<span class='fuseji' id='pakuria3'></span>と関係なかったらバックレられたかもしれない。
<p>
また、
<span class='fuseji' id='pakurig'></span>の
<span class='fuseji' id='pakurih'></span>氏のシステムも同じようにパクられたことがあるらしい。
<span class='fuseji' id='pakurih1'></span>氏は5年前ぐらいに
<span class='fuseji' id='pakurii'></span>というシステムの開発で有名になったが、このアイデアを
<span class='fuseji' id='pakurij'></span>という会社が勝手にパクって
<span class='fuseji' id='pakurik'></span>という名前で販売していたらしい。
<span class='fuseji' id='pakurib6'></span>氏のケースによく似てるわけで、
面白いシステムのアイデアを勝手にパクって商品化するということはよくあることなのかもしれない。
このトラブルについては2年ぐらい前に決着がついたと聞いている。
<p>
何故こういう話を思い出したかというと、私が昔開発した
<span class='fuseji' id='pakuril'></span>というシステムが
<span class='fuseji' id='pakurim'></span>という会社にパクられて
<span class='fuseji' id='pakurin'></span>という名前で商品化されてたことを思い出したからである。
<span class='fuseji' id='pakurim1'></span>の社長の
<span class='fuseji' id='pakurio'></span>氏は知らない仲でもないのでひどい話だと思ったのだが、
どうせ商売にならないだろうと思って放置していたら、1年もたたないうちに
<span class='fuseji' id='pakurip'></span>という会社に売却されたようで、
現在もサービスは運営されているようである。
自分が最初に考案したサービスのアイデアが勝手にパクられて勝手に転売されているのは全く愉快なものではない。
特許などを取っているわけではないので怒る筋合いではないのかもしれないが、
もう少し仁義について考えてもらいたいものである。
<p>
(これは<a href="http://fuseji.com">伏字.com</a>のサービスをブログで利用してみた例であり、
内容についてはあまり気にしないで下さい)<div style="clear:both; padding-bottom:0.25em"></div></p>Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-16812999725878095312009-07-16T10:13:00.001+09:002009-07-16T10:13:27.175+09:00フリップチャート<img src="http://www.artofbarter.com/gif-bin/FlipchartMan.gif">
<p>
外国の会議などでは、
イーゼルのような台に大きな紙を束ねたものを載せた「フリップチャート」というものがよく使われている。
ホワイトボードより便利かもしれないので、日本で買える製品を調べてみた。
<ul>
<li><a href="http://item.rakuten.co.jp/economy/bb-gt32w4w4fcn/">コクヨの「イノゲート」</a>
<br>
本体の左右にも紙を吊るせる。5万円以上。
<br>
<img src="http://gyazo.com/97e397638c1a4cff17f5ceec93514636.png">
<li><a href="http://www.mmm.co.jp/office/meeting_tool/easel560.html">3Mの「イーゼルパッド」</a>
<br>
上辺にノリがついた巨大なポストイット。20枚で3000円ぐらい。
<br>
<img src="http://gyazo.com/cefc43da0fcaace190404fc7632638a9.png">
<br>
<a href="http://www.soho-st.com/22096721s.html">イトーキのイーゼル</a>は4万円ぐらい。
<br>
<img src="http://gyazo.com/4b78f4f61aba5b6fe960a82999816a45.png" height=300>
<li>
<a href="http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/50021076">IKEAのおもちゃイーゼル</a>
<br>
3000円ぐらい。ロール紙が使える。
<br>
<img src="http://gyazo.com/ff60d53c04965b7f34aca946433bf410.png">
<img src="http://gyazo.com/1cbc287d8b6150b8d23519d2c5b1f2e2.png">
</ul>
とりあえずイーゼルパッドは使ってみようと思う。壁に貼ってから書き込んでもいいかも。Unknownnoreply@blogger.com4tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-16635588982916491012009-06-16T09:25:00.000+09:002009-06-16T09:26:04.768+09:00伊東豊雄氏のデザインデシジョン<a href="http://www.takram.com/">Takram</a>の田川欣哉氏と
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E8%B1%8A%E9%9B%84">伊東豊雄氏</a>が
<a href="http://www.okamura.co.jp/company/topics/exhibition/2008/design_space-r-6.php">コラボ</a>したときの裏話を聞いた。
<br>
インスタレーションに使う風鈴のデザインを議論してたとき、
風鈴の音をどこで鳴らすかが問題になった。
風鈴にメカをつけるのは難しいから天井で音を鳴らしたいと田川氏が主張したところ、
それじゃインチキ臭いと言って納得しない人がいてしばらくモメていたのだが、
伊東氏が登場して「風鈴がその場で鳴るなんて普通すぎるよネ。違う場所で鳴るのは面白いじゃないの?」と言ったら
「そうですよね。やっぱ天井ですよね〜」と全員納得してしまったらしい。
<br>
一見、大物が謎の発言で煙に巻いたようにも聞こえるが、
デザインとエンジニアリングのバランスを熟知している伊東氏だからこそ一瞬で正しいデザインデシジョンが可能であり、
またそれを全員に納得させるうまい説明が可能だったということなのだろう。
伊東氏のデシジョンで話がうまくまとまったことは他にも何度もあったそうである。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-2781862234927143962009-05-22T07:30:00.006+09:002009-05-22T07:34:29.690+09:00Web端末の利用状況を想像する方法Web端末や<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B8">デジタルサイネージ</a>が将来もっと増えると予想されているが、
これらが巷にあふれた状態を想像することは難しい。
将来の状況について考えるには、
すべての時計がWeb端末である世界を想像してみるといいかもしれない。
<p>
現代社会では多くの人が腕時計を持っているし、街中のあちこちに時計が設置されているが、
仮にWeb経由でないと現在時刻を知ることができない世界であったならば、
すべての時計はWeb端末やネット接続されたサイネージだということになるわけだから、
現在の時計の使われ方を調べれば
将来のWeb端末の使われ方をある程度想像できることになる。
<ul>
<li>どこにでもある
<li>誰もが持ち歩いている
<li>非常に安いものから高級品まで様々な種類のものがある
<li>壊れにくく、壊れてもあまり困らない
<li>簡単に貸し借りできる
<li>使い方はほとんど自明である
</ul>
このような特徴をもつWeb端末やサイネージを作る努力をすべきなのだろう。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-72734917237200276502009-04-01T11:21:00.003+09:002009-04-01T13:29:59.103+09:00論文査読の落とし穴学会の論文誌や国際会議などで論文を発表するためには査読というプロセスが必要で、
その分野に詳しい複数の査読者に承認された論文だけが出版/発表されるシステムになっている。
学会の質を保つためにこういうシステムが採られているわけであるが、
この方式に起因する問題も存在する。
<p>
まず、
<b>査読者が理解できない論文は掲載されない</b>
という問題がある。
トンデモ論文が掲載されないのは良いことかもしれないが、
査読者の理解をはるかに越える素晴らしい論文が掲載されないというのは困りものである。
<p>
まぁこういうことは滅多に無いのでかまわないのだが、もっと身近なものとして
<b>自明なことを述べた論文は掲載されない</b>
という問題があると思われる。
自明なものを論文として発表する意義なんか無いと思うかもしれないが、
「原理が複雑であまり便利でないシステム」の方が論文として
発表されやすくなってしまうのは問題である。
このようなシステムでも、真面目に評価して統計処理などを行なうと論文として格好がつくので、
良い査読結果が得られる可能性が高くなる。
この結果、全然役にたたないシステムが沢山論文として発表されてしまうことになる。
これだけだとまだ良いのだが、
査読で落ちた「原理は自明だが便利なシステム」が再発明され、
別の学会で発表されてしまう可能性があるのはさらに問題である。
この場合、再発明した人物がその手法の発明者として記録され、
最初に発明した人物は埋もれてしまうことになる。
<p>
こういう問題を解決するのは簡単で、
<b>論文の発表とその評価を分けてしまえば良い</b>。
論文を書いたらすぐそれをWebにアップし、読者に評価をまかせてしまうわけである。
実際、書籍の場合はこういうシステムが確立している。
お金があればどんな書籍でも作って売ることができるが、
売れ行きや各種の賞といった様々な評価基準も存在する。
論文もこれに近い方法で公開/評価を行なうことにすればいいだろう。
<p>
このような方式を採用するのに障害となるのは、
<b>学会や論文誌の権威性</b>
である。
大昔は発表媒体としての論文誌に意義があったかもしれないが、
現在では学会での論文発表は論文の権威づけという意義しか残っておらず、
論文誌の講読者数より投稿者数の方が多いのではないかという説が出るぐらいである。
権威づけ機関としての学会の立場を維持しつつ、
査読にまつわる問題を解決するようなうまい方法が求められているのだろう。Unknownnoreply@blogger.com7tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-56686955133397102072009-03-08T00:14:00.002+09:002009-03-08T00:15:26.629+09:00遠くから見た色と近くで見た色カラー液晶や発光ダイオードの赤と緑のドットを点灯させたものを遠くから見ると全体が黄色に見えるが、
近付いて見ると赤と緑のドットがばらばらに見える。
ところが私のような赤緑色盲の人間の場合、遠くから見ると黄色く見えるのは同じであるが、
赤と緑の区別がつきにくいため、近付いてみた場合は赤(か緑かよくわからない色)が並んで見えることになる。
つまり、遠くから見ると黄色の単色が見え、近くで見ると赤(か緑かよくわからない色)の単色が見えることになる。
<p>
遠くから見た色と近くで見た色が異なるというのはかなり奇妙な話であるが、色盲に特有の現象なのだろうか?
それとも同様の現象は誰でも経験するものなのだろうか?Unknownnoreply@blogger.com3tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-21809348805570419112009-03-03T19:18:00.000+09:002009-03-03T19:19:17.431+09:00原島先生最終講義卒論でお世話になった
<a href="http://www.hc.t.u-tokyo.ac.jp/~hiro/">原島博先生</a>
の
<a href="http://www.todai-alumni.jp/leaders/2009/02/post-872c.html">最終講義</a>に行ってきた。
東大でどういう研究をやってきたかという話を1時間、
歴史的にみた技術や工学の位置づけや将来展望の話を1時間されたが、
最後に「明言したことはないが実は自分は「競争」とか「評価」というのが大嫌いで...」と発言されたのが興味深かった。
「競争」が存在するのならば相手に仕事をまかせてしまえばいいじゃないか、
自分しか出来ないことをやるべきじゃないのか、ということらしい。
確かに大学は試験や論文という「評価」が日常的だし、
プロポーザルを「評価」してもらって「競争的資金」を獲得しなければならないわけで、
平和的な人間は評価や競争に嫌気がさしてくることも多いのだろうか。
<p>
ちなみに3/11に
<a href="http://form1.fc2.com/form/?id=387903">研究室公開</a>
があり、違う話題で講演をされるそうである。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-31195434531666459442009-02-07T23:07:00.000+09:002009-02-07T23:15:46.314+09:00Issuu, Scribdへの日本語PDFアップロードPDFをWebにアップロードすると、
読みやすいFlash形式に変換してくれる
<a href="http://issuu.com/">Issuu</a>や
<a href="http://www.scribd.com/">Scribd</a>というサービスがあるが、
フォントの問題のため日本語のPDFをうまく変換してくれないことが多い。
Macの場合、印刷機能を使ってPDFとして再保存したものを使えば大丈夫なようである。Unknownnoreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-38232389488395629972009-01-24T20:26:00.004+09:002009-03-03T19:22:36.884+09:00Macの外付けディスクのフォーマットBuffaloのUSB接続1TBディスクをMacに接続し、
Macの「ディスクユーティリティ」でフォーマットしようとしたのだが、
何度試してもうまくいかなかった。
ディスクの初期不良かと思って店で取り替えてもらったのだが症状は同じだった。
<br>
いろいろ聞いたり調べたりした結果、
マスターブートレコード(MBR)という形式でパーティションが作成されていると不具合があるらしく、
GUIDパーティションテーブル(GPT)という形式でフォーマットすれば大丈夫だということがわかった。
ディスクユーティリティでパーティション作成するとき、オプションとしてGUIDを指定すればいいようだ。
<p>
バッドノウハウ以下の知識な気がするが、
同じことで悩んでいる人がいるかもしれないし、
自分もまた同じことで悩む可能性があるので
ここに書いてくことにする。Unknownnoreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-26193683707614306202009-01-03T22:59:00.000+09:002009-01-03T23:00:13.921+09:00Panoramio!Googleの<a href="http://www.panoramio.com/user/2622146">Panoramio</a>という写真サービスがあって、
位置データを関連づけた写真をアップロードして共有することができる。
アップした写真はGoogle Earthdに表示されるので、
<a href="http://wiredvision.jp/blog/masui/200707/200707131029.html">ジマンパワー</a>を発揮できるという特徴がある。
<p>
というわけで
<a href="http://www.panoramio.com/user/2622146">自分のページ</a>を作ってみたのだが、
どうもあまり嬉しさが感じられない。
私は昔から手持ちのすべての写真に位置情報を付加して便利に利用しているのだが、
Panoramioでそういう使いかたをしようとしても、
以下のような問題があるためあまり便利に使うことができない。
<ul>
<li>自分の写真だけを位置から検索できない
<li>タグを入力しにくい
<li>同じ日付の写真をリストする機能がない
<li>3000枚程度しかアップロードできず、大量にアップロードする機能もない
</ul>
また、自分の写真の周囲に他人の写真が表示されるのだが、
ほとんどの場合において他人の写真の方が奇麗に撮れているので、
おおいにガッカリしてしまう結果になってしまう。
真面目に入力すればするほどガッカリ感が増大するのはかなわない。
結局のところ、Panoramioを利用するメリットは
「Google Earthに採用されるかもしれない」ことだけのように思われるのだが、
もっとうまい使い方があるのだろうか?Unknownnoreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-5703042264768821362008-10-19T21:57:00.002+09:002008-10-19T22:04:50.744+09:00家電の延長保障<a href="http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20081019_long_guarantee/">家電の延長保証</a>
というのがよくあるようだが、
家電量販店は自分が儲かるからそういう商売をしているわけであって、
期待値的に儲からないならそんな商売をするはずはない。
つまり、故障のため必要になる金の期待値よりも延長保証にかかる金の方が高いことは明白である。
そもそも加入したことを忘れてしまったら量販店の丸儲けである。
<br>
生命保険とかと異なり、家電が壊れても死ぬほど困ることはないのだから、
そんなものに加入するのは間違いなく損だといえるだろう。
<a href="http://pitecan.com/blog/2006/12/blog-post_30.html">油断ならない商売</a>の一種であり、払う金は
<a href="http://pitecan.com/blog/2008/10/blog-post.html">無知税</a>なのだろう。Unknownnoreply@blogger.com6tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-77837780819050102542008-10-17T08:38:00.008+09:002008-10-17T10:48:37.318+09:00貧乏税無知な人間しか買わない宝クジは「無知税」だと言われるが、
貧乏人だけが必要とする生命保険のようなものは
「貧乏税」と呼んでもいいだろう。
無知で損するのは仕方がないかもしれないが、
貧乏だと損するシステムは社会の安定に望ましくないであろう。
<br>
貧乏だと無知になりやすいし、無知だと貧乏になるのだから
似たようなものかもしれないが...Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-68117997515962734402008-06-12T08:52:00.001+09:002008-06-12T08:56:35.745+09:00インタフェース家族<a href="http://labs.mozilla.com/2008/06/firefox-mobile-concept-video/">モバイル版Firefox</a>
のモックというものを見たら、
作者の
<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Aza_Raskin">Aza Raskin</a>という人物は
Macintoshの設計者のひとりである
故<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Jef_Raskin">Jef Raskin</a>の息子だった。
<p>
インタフェース家族なのね!Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-58929162713387591052008-05-27T16:20:00.007+09:002008-05-27T16:43:27.866+09:00Knuth先生にアルゴリズムを教えたよ<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%82%B9">Donald Knuth先生</a>の
弟子の<a href="http://www.hariguchi.org/flying/index.html">播口さん</a>に誘われて、
Knuth先生と夕食を御一緒させていただいた。
185cm以上はある大きな人で、想像よりも若かった。
1938年生まれだからまだ70歳らしい。
とても頭が良さそうな顔をしている。当たり前か。
<p>
世間話の中で先生の執筆環境について聞いてみた。
<p>
M: 「文章書きとかどういう環境でやってるですか?」<br>
K: 「大きなマシンも使ってるけど文章とかはLinuxノーパソでEmacsだね」<br>
M: 「Emacsなんですか。仕様が変で困ったりしませんか?」<br>
K: 「変な機能は使わないからね。自分で色々カスタマイズしてるし」<br>
K: 「たとえば行に色をつけるElispを使ってる。参考文献リストとか書くときに、
大事なのとそうじゃないので色を変えるんだ」<br>
K: 「CWEBを書くための仕組みも作ってる。まだ書いてないモジュールのリストは全部
木構造でダンプしてあって、後でそのリストから適当に選びながら実装していくんだ」<br>
K: 「それからキーボードマクロなんかも活用してる。こうやって(??どうやって??)
ファンクションキーにいろんな機能を割り当てたりするんだ」<br>
M: 「私は<a href="http://www.pitecan.com/DynamicMacro/">キーボードマクロの自動定義</a>てのを使ってるんですョ」<br>
K: 「自動?」<br>
M: 「たとえば“abcabc”と入力してから「繰り返しキー」を叩くと“abc”が自動定義されるんです」<br>
K: 「へー。どうやるの?」<br>
M: 「入力履歴の中に繰り返し部分があったら自動定義しちゃうんですよ」<br>
K: 「へー。でも“bbaabbaa”みたいなときはどうするの?」<br>
M: 「一番長いのを登録します。この場合は“bbaa”ですね。“a”じゃなくて。」<br>
K: 「なるほど」<br>
M: 「このソフト今度あげます〜」<br>
<p>
予想通り現在もガンガンプログラムを書いているようだ。
もっぱらアルゴリズム等の検証用であって配付する性質のものはないらしいが。
<a href="http://www-cs-faculty.stanford.edu/~knuth/cweb.html">CWEB</a>は本当に使ってるようだ。
つまりCをメインに使っているらしい。
CWEBとChangeLogとMakefileとを駆使して各種環境用のソースを自動生成するみたいなことも言っていた。
こういうやり方はTeXの昔からそう変わってないようだ。
<p>
ちなみにエンドユーザプログラミングについても少し話を振ってみたのだが興味無さそうだった。
まぁそうだろうねぇ...
<p>
それにしてもとても感じの良い人だった。気さくな天才素晴らしい!Unknownnoreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-20222102.post-54928159430107534982008-03-16T04:37:00.005+09:002008-03-16T04:49:59.920+09:00QuickMLのWeb機能<a href="http://QuickML.com/">QuickML</a>で
abcdefg@quickml.comのようなメーリングリストを作ると、
同時に http://QuickML.com/abcdefg/ というページが作られ、
メモを書いたり写真をアップロードできたりするようになっている。
積極的に宣伝していないのであまり流行っていないのだが、
各種イベントの計画、連絡、写真共有などにとても便利なので
ぜひ使ってみてほしい。
<p>
下はセーリングに関するメーリングリストで事前の情報共有をしているところである。
準備その他の細かい情報がメールで流れると鬱陶しいものだが、
Web上に書くようにすれば大丈夫である。
<p>
QuicMLのWeb機能に関しての
<a href="mailto:quickml-web@quickml.com?cc=masui@pitecan.com&subject=ML%E5%8F%82%E5%8A%A0&body=ML%E5%8F%82%E5%8A%A0">メーリングリスト</a>
も作成したので参加いただければありがたい。
<p>
<img src="http://gyazo.com/360721f517092564b4d0cea1f7de106f.png" width=300>Unknownnoreply@blogger.com1