- 著者
- 中村 聡史, 塚本 昌彦, 西尾 章治郎
- タイトル
- ウェアラブルコンピューティングのためのダブルマウスを用いた文字入力方式
- ページ
- 63-68
- 日時
- November 1999
- 概要
- 近年の計算機技術の発展により,計算機はPDAやパームトップマシンなどのよ
うに小型化されている.近い将来には,さらに小型化された装着型の携帯端末
が広く利用されるようになるものと考えられる.装着型の計算機に対する文字
入力システムとしてさまざまなシステムが提案されているが,従来の文字入力
システムには,文字入力速度が遅い,修得に時間がかかる,利用できる状況に
制約があるなどの問題がある.そこで本稿では,ウェアラブルコンピューティ
ング環境において,装着型で,状況に制約されず,高い操作性を提供する文字
入力手法として,筆者らがこれまでに提案しているダブルマウスを用いた,2
個のトラックボールによる文字入力方式を提案する,提案する方式では,多数
のシンボルを高速に入力するために,両マウスの移動方向の組み合わせによっ
て入力文字を選択する.この方式では,画面でのメニュー表示を行わない「ブ
ラインド」入力も可能であり,より高度なウェアラブルコンピューティングを
実現するものと考えられる.
- コメント
- ポインティングデバイスを複数使って文字入力を効率的に行なおうとするもの。
- 概要
- 十字キーを2個並べた形なら小さくできますね。
(2003/11/9 伊藤)
- 感想
- 手旗信号のポインティングデバイス版でしょうか。 http://www.amigo.ne.jp/~isf/kunren-2.htm
(2003/11/9 伊藤)
- カテゴリ
- Input,
InputSystem,
InputDevice
Name: ダブルマウス
Category: Input InputSystem InputDevice
Journal: 情報処理学会ヒューマンインタフェース研究会研究報告
99-HI-86
Comment: ポインティングデバイスを複数使って文字入力を効率的に行なおうとするもの。
Abstract: 近年の計算機技術の発展により,計算機はPDAやパームトップマシンなどのよ
うに小型化されている.近い将来には,さらに小型化された装着型の携帯端末
が広く利用されるようになるものと考えられる.装着型の計算機に対する文字
入力システムとしてさまざまなシステムが提案されているが,従来の文字入力
システムには,文字入力速度が遅い,修得に時間がかかる,利用できる状況に
制約があるなどの問題がある.そこで本稿では,ウェアラブルコンピューティ
ング環境において,装着型で,状況に制約されず,高い操作性を提供する文字
入力手法として,筆者らがこれまでに提案しているダブルマウスを用いた,2
個のトラックボールによる文字入力方式を提案する,提案する方式では,多数
のシンボルを高速に入力するために,両マウスの移動方向の組み合わせによっ
て入力文字を選択する.この方式では,画面でのメニュー表示を行わない「ブ
ラインド」入力も可能であり,より高度なウェアラブルコンピューティングを
実現するものと考えられる.
Bibtype: Article
URL: http://www-nishio.ise.eng.osaka-u.ac.jp/tresearch/doublemouse/
Pages: 63-68
Month: nov
Author: 中村 聡史
塚本 昌彦
西尾 章治郎
Title: ウェアラブルコンピューティングのためのダブルマウスを用いた文字入力方式
Comment1: 十字キーを2個並べた形なら小さくできますね。
(2003/11/9 伊藤)
Year: 1999
Date: 2003/11/19 00:14:30
Comment2: 手旗信号のポインティングデバイス版でしょうか。 http://www.amigo.ne.jp/~isf/kunren-2.htm
(2003/11/9 伊藤)