- 著者
- Zoltan Somogyi
- タイトル
- Cake: a Fifth Generation Version of make
- ページ
- 13-20
- 日時
- Summer 1988
- 出版
- EUUG
- コメント
- ★ CakeはMakeの以下のような問題点を解決する。
(1) 拡張子を使う規則しか書けない
・ a.c → a, a,v → a というような規則が書けない
・ ../src/a.c → a というような規則も書けない
(2) 検索アルゴリズムが柔軟でない
(.cが.yに依存し.oが.cに依存するとだけ規則に書いてあると
.yから.oを作れない(.cがみつからないといわれる)ので
このために.yから.oを作る規則がわざわざ書いてある)
(3) 新しい規則を追加しにくい
★ これらの解決法は以下のとおり
(1) 変数パタンを使った規則を書く
%.o: %.c
cc -c %.c
(2) 途中のファイルが無い場合でも推論して続行する
(3) CPPを通すようにして、#includeで規則を読みこむ。
ローカルな規則を簡単に導入できる
★ その他の拡張として
○ 動的規則がかける
%.o: %.c ccincl %.c
cc -c %.c
ccinclは%.cの#includeをリストする
○ 条件式がかける
%: RCS/%,v
co -u %
- カテゴリ
- Make
Category: Make
Journal: EUUG Newsletter
Comment: ★ CakeはMakeの以下のような問題点を解決する。
(1) 拡張子を使う規則しか書けない
・ a.c → a, a,v → a というような規則が書けない
・ ../src/a.c → a というような規則も書けない
(2) 検索アルゴリズムが柔軟でない
(.cが.yに依存し.oが.cに依存するとだけ規則に書いてあると
.yから.oを作れない(.cがみつからないといわれる)ので
このために.yから.oを作る規則がわざわざ書いてある)
(3) 新しい規則を追加しにくい
★ これらの解決法は以下のとおり
(1) 変数パタンを使った規則を書く
%.o: %.c
cc -c %.c
(2) 途中のファイルが無い場合でも推論して続行する
(3) CPPを通すようにして、#includeで規則を読みこむ。
ローカルな規則を簡単に導入できる
★ その他の拡張として
○ 動的規則がかける
%.o: %.c <a href="/~masui/PIM/programs/search.cgi?title=ccincl+%25.c">ccincl %.c</a>
cc -c %.c
ccinclは%.cの#includeをリストする
○ 条件式がかける
%: RCS/%,v
co -u %
Number: 2
Bibtype: Article
Author: Zoltan Somogyi
Pages: 13-20
Affiliation: University of Melbourne
Title: Cake: a Fifth Generation Version of make
Note: uunetアーカイブに存在
Year: Summer 1988
Volume: 8
Publisher: EUUG