著者
塚本 高史, 中島 修, 山田 雅高, 三宅 芳雄
タイトル
個人適応型のユーザインターフェイス環境
ページ
117-124
日時
March 1994
概要
使いやすい情報機器を実現するための基本的な方向の一つは、 ユーザー個人個人が持つ特性や、ユーザーの回りの固有な状況 にユーザーインターフェイスを適応させていく適応型のインター フェイスを実現していくことである。このような方向への試み として、ユーザーのコマンド使用の履歴を利用して、インター ラクティブにマクロを作成することを可能にするマクロ作成支 援システムとユーザーがシステムについてより多くのことを知 るためにシステムがユーザーに情報を提示する能動的な学習援 助システムを実現し、実際に使ってその有効性を試し、今後の 適応型インターフェイスの方向を検討した。
コメント
1)はhistory-based macro by example \cite{Kurlander:MacroByExample}と同じだと思う。 どこが適応的なのだろうか。 2)は、サジェスチョンを欲しいとユーザが言ったときだけ 出してもいいような気がする。どうやって機能を提示する のかよくわからない。「ランダムに提示」と書いてあるが、 本当にランダムに提示しても役にたたないような気がする。 うまくユーザが欲しい機能を提示できれば有用かも。 (1994 7/28 増井)
カテゴリ
UI, AUI
Category: UI AUI
WWW: http://yoshio.sccs.chukyo-u.ac.jp/yosemi/papers/adaptive-interface.text
Journal: 情報処理学会ヒューマンインタフェース研究会研究報告
        94-HI-53
Comment: 1)はhistory-based macro by example
        \cite{Kurlander:MacroByExample}と同じだと思う。
        どこが適応的なのだろうか。
        2)は、サジェスチョンを欲しいとユーザが言ったときだけ
        出してもいいような気がする。どうやって機能を提示する
        のかよくわからない。「ランダムに提示」と書いてあるが、
        本当にランダムに提示しても役にたたないような気がする。
        うまくユーザが欲しい機能を提示できれば有用かも。
        (1994 7/28 増井)
Abstract: 使いやすい情報機器を実現するための基本的な方向の一つは、
        ユーザー個人個人が持つ特性や、ユーザーの回りの固有な状況
        にユーザーインターフェイスを適応させていく適応型のインター
        フェイスを実現していくことである。このような方向への試み
        として、ユーザーのコマンド使用の履歴を利用して、インター
        ラクティブにマクロを作成することを可能にするマクロ作成支
        援システムとユーザーがシステムについてより多くのことを知
        るためにシステムがユーザーに情報を提示する能動的な学習援
        助システムを実現し、実際に使ってその有効性を試し、今後の
        適応型インターフェイスの方向を検討した。
Number: 23
ShortComment: Emacsの操作履歴からマクロにしたい部分をマウスで切り
        出すシステムと、
        Emacsの操作履歴を参照してユーザが知らないと思われる
        コマンドをユーザに提示するシステムの紹介
Bibtype: Article
Pages: 117-124
Month: mar
Author: 塚本 高史
        中島 修
        山田 雅高
        三宅 芳雄
Affiliation: 中京大学情報科学部認知科学科
Title: 個人適応型のユーザインターフェイス環境
Year: 1994
AuthorPointer: <Miyake.Yoshio>
Date: 2003/08/01 04:59:51
Volume: 94