| ■ | POBox ServerとEmacs用プログラムの
全ソースとHTML文書はpobox.tgzに
まとめられているので、これを解凍して configure,makeして下さい。 | 
| ■ | プログラムの他に辞書が必要です。
おすすめできる辞書がまだ無いので辞書は別配布です。
とりあえず
富豪辞書を使ってみることができますが、
辞書解説を見て
自作していただく方が良いかもしれません。 変換ツールを使用して
手持ちの辞書を変換して使うこともできます。
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| ■ | Web上の「文芸的プログラミング」
にもとづき、
HTMLファイルで文書とプログラムを両方表現しています。 サーバソース解説、
APIソース解説
のような、ソースを含むHTMLファイルに対して
wtangleプログラムを適用すると
pbserver.cなどのファイルを
生成することができるようになっています。
 この処理はmakeにより自動的に実行されます。
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| ■ | configureで
--enable-gc
オプションを指定すると
POBox Serverで
Boehm GCが使用されます。指定しなくても問題はありません。
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| ■ | configureで
--enable-sary
オプションを指定すると
Suffix Array操作ライブラリ
Sary
が使用されます。Saryを使用すると固定辞書を使うことができるようになります。
POBox Serverは、ユーザが単語を選択するごとにその単語を
辞書の先頭に持ってくる学習操作を行なうので、
大きな辞書を学習辞書に使うと速度が問題になることがあります。
小さな学習辞書(最初は空でもよい)と
巨大な固定辞書から使用を開始すると
POBox Serverを快適に使うことができます。
 小さな辞書でかまわない場合や
計算機が強力な場合は
固定辞書を使うメリットはあまりありません。
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| ■ | configureで
--enable-lookup
オプションを指定すると、
トライを使った固定辞書検索方式が使用されます。
超非力なマシンではSaryよりこちらの方が良いかもしれません。 | 
| ■ | Boehm GC, Saryを使う場合はあらかじめインストールが必要です。
(configureではちゃんとチェックしてません) | 
| ■ | 学習辞書と固定辞書は今のところ learndic,staticdicという名前のものが使われるようになっています。
(もう少し柔軟にしたいと思います...)Saryを使う場合は
 
とすればよいでしょう。
また、Saryを使わない場合は 富豪辞書をEUCに変換して
staticdicという名前にする
 % nkf -e < ../dict/data/fugodic > staticdic mksary -l により、
インデクスファイルstaticdic.sryを生成する
 % mksary -l staticdic 空のlearndicを用意する
 % touch learndic 
として下さい。 富豪辞書をEUCに変換して
learndicという名前にする
 % nkf -e < ../dict/data/fugodic > learndic トライ検索を行なう場合は、
 
として下さい。 EUCに変換した富豪辞書をソートして
staticdicを作成
 % nkf -e < ../dict/data/fugodic | sort > staticdic
空のlearndicを用意する
 % touch learndic | 
| ■ | pbserverと辞書は同じディレクトリに置かなければ
なりません。
ダサくてすみません。 | 
| ■ | 以下のようなテストで pbserverが動いているかどうかわかります。
青い文字がユーザの入力です。
% telnet localhost 1178
Trying 127.0.0.1...
Connected to localhost.
Escape character is '^]'.
1kai
1       かい    カイ    kai     買い    会
q
Connection closed by foreign host.
%
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