- 著者
- Donald A. Norman
- タイトル
- Thins That Make Us Smart
- 日時
- March 1993
- 出版
- Addison-Wesley Publishing Company
- コメント
- 邦訳: 「人を賢くする道具」
以下は高林氏による解説 (2003/2/4)
- 体験的認知 vs 内省的認知
- 機械中心的 vs 人間中心的
- 第9章に、おつりを返してくれない切手自動販売機の話
- 表現のもつ力。表現の仕方によって、同じ問題でも難易度が変わる
- 工場のばかでかい制御装置室は必要なのか?
- ばかでかい装置と空間によって人々は自然と情報を共有できる
- 「世界はただ存在しているということだけで、われわれの変わりにもの
ごとを覚えておいてくれる」
- 情報管理の話 (なぜかオフィスの整理家具について議論)
- 引き出しが60個ついたとんでも机 (写真つき) == 最悪
- ファイルキャビネット == こちらは偉大
- 技術の使われ方を予測するのは困難
- ヘリコプター: 誰もが自分専用のヘリを持つと予測された
- 原子力発電: 膨大なエネルギーが易々と得られると予測された
- 計算機: 世界で数台でよいと予測されていた
- 電話: 「うん、電話は重要だ。各都市に1つずつ設置する必要がある!」
- 技術は普及するのに時間がかかる
- 未来の予言。ありきたりであり、核心はついていない
- 例によって、割とあたりまえに思えることばかり書かれているが、そう
いったことを指摘して議論するのは大切だとは思う
- 電話の話など、再利用ネタが目につくように感じた
- ともあれ全体的にみて読んで損はない内容だと思う
(2002/2/4 高林哲)
- カテゴリ
- UI,
Design
ISBN: 0-201-62695-0
Category: UI Design
Comment: 邦訳: 「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4788505800/pitecancom-22/ref=nosim">人を賢くする道具</a>」<br>
以下は高林氏による解説 (2003/2/4)
<ul>
<li> 体験的認知 vs 内省的認知
<li> 機械中心的 vs 人間中心的
<ul>
<li> 第9章に、おつりを返してくれない切手自動販売機の話
</ul>
<li> 表現のもつ力。表現の仕方によって、同じ問題でも難易度が変わる
<ul>
<li> コーヒーカップをつかったパズルで証明
</ul>
<li> 工場のばかでかい制御装置室は必要なのか?
<ul>
<li> ばかでかい装置と空間によって人々は自然と情報を共有できる
</ul>
<li> 「世界はただ存在しているということだけで、われわれの変わりにもの
ごとを覚えておいてくれる」
<li> 情報管理の話 (なぜかオフィスの整理家具について議論)
<ul>
<li> 引き出しが60個ついたとんでも机 (写真つき) == 最悪
<li> ファイルキャビネット == こちらは偉大
</ul>
<li> 技術の使われ方を予測するのは困難
<ul>
<li> ヘリコプター: 誰もが自分専用のヘリを持つと予測された
<li> 原子力発電: 膨大なエネルギーが易々と得られると予測された
<li> 計算機: 世界で数台でよいと予測されていた
<li> 電話: 「うん、電話は重要だ。各都市に1つずつ設置する必要がある!」
</ul>
<li> 技術は普及するのに時間がかかる
<ul>
<li> テレビは70年、FAXは140年
</ul>
<li> 未来の予言。ありきたりであり、核心はついていない
<ul>
<li> テレビ電話とテレビ会議は当たり前になる、と断言
</ul>
<li> 例によって、割とあたりまえに思えることばかり書かれているが、そう
いったことを指摘して議論するのは大切だとは思う
<li> 電話の話など、再利用ネタが目につくように感じた
<li> ともあれ全体的にみて読んで損はない内容だと思う
</ul>
(2002/2/4 高林哲)
Bibtype: Book
Month: mar
Author: Donald A. Norman
Title: Thins That Make Us Smart
Year: 1993
Date: 2003/08/08 01:12:48
Address: Reading, MA
Publisher: Addison-Wesley Publishing Company