重力電灯
Virginia Techの学生が、重力で発電する
重力電灯なるものを
発明したという報道があった。
1Kgのものを1m持ち上げると10Jのエネルギーになるから
これを12時間で下降させると0.00023Wの発電ができる。
電力消費が1WのLEDを点灯するには4320Kgが必要で、
これを持ち上げる作業を12時間ごとに繰り返すことになる。
デザイン的には優れているのかもしれないし、毎日おもりを持ち上げるのは人の自由だが、 アホな「発明」を持ち上げるのはやめてほしい。
1 Comments:
重力での発電は、
既に水力発電として、
商業的に実用化されています。
重力電灯と似たような感じの発明としては、
慶應義塾大学発のベンチャー企業である
株式会社音力発電の速水浩平さんが考案した
振動発電があげられるでしょう。
もっとも、振動で発電するならば、
スピーカに対するマイクのように、
遥か以前にも存在してましたね。
そう言えば、
水力発電の一つである
揚水発電では、同じ機械を
発電機と揚水機の電動機(モータ)の
両方に兼用して発電電動機として用い、
余った電力で、
ダムに水を汲み上げたり、
ダムへ汲み上げた水で、
発電する方式がありますよ。
九州電力 揚水発電の仕組み
http://www1.kyuden.co.jp/effort_water_omarugawa_omaru04
首都高速道路株式会社 |
走るクルマの『振動』で発電
首都高五色桜大橋のイルミネーションを実施!
~世界初の試み!首都高が生むエネルギー~
http://www.shutoko.jp/company/press/h19/071210/index.html
株式会社音力発電
http://www.soundpower.co.jp/
By linuxcube, at 11:02 PM
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