ユビキタスの街角

Thursday, June 12, 2008

インタフェース家族

モバイル版Firefox のモックというものを見たら、 作者の Aza Raskinという人物は Macintoshの設計者のひとりである 故Jef Raskinの息子だった。

インタフェース家族なのね!

Tuesday, May 27, 2008

Knuth先生にアルゴリズムを教えたよ

Donald Knuth先生の 弟子の播口さんに誘われて、 Knuth先生と夕食を御一緒させていただいた。 185cm以上はある大きな人で、想像よりも若かった。 1938年生まれだからまだ70歳らしい。 とても頭が良さそうな顔をしている。当たり前か。

世間話の中で先生の執筆環境について聞いてみた。

M: 「文章書きとかどういう環境でやってるですか?」
K: 「大きなマシンも使ってるけど文章とかはLinuxノーパソでEmacsだね」
M: 「Emacsなんですか。仕様が変で困ったりしませんか?」
K: 「変な機能は使わないからね。自分で色々カスタマイズしてるし」
K: 「たとえば行に色をつけるElispを使ってる。参考文献リストとか書くときに、 大事なのとそうじゃないので色を変えるんだ」
K: 「CWEBを書くための仕組みも作ってる。まだ書いてないモジュールのリストは全部 木構造でダンプしてあって、後でそのリストから適当に選びながら実装していくんだ」
K: 「それからキーボードマクロなんかも活用してる。こうやって(??どうやって??) ファンクションキーにいろんな機能を割り当てたりするんだ」
M: 「私はキーボードマクロの自動定義てのを使ってるんですョ」
K: 「自動?」
M: 「たとえば“abcabc”と入力してから「繰り返しキー」を叩くと“abc”が自動定義されるんです」
K: 「へー。どうやるの?」
M: 「入力履歴の中に繰り返し部分があったら自動定義しちゃうんですよ」
K: 「へー。でも“bbaabbaa”みたいなときはどうするの?」
M: 「一番長いのを登録します。この場合は“bbaa”ですね。“a”じゃなくて。」
K: 「なるほど」
M: 「このソフト今度あげます〜」

予想通り現在もガンガンプログラムを書いているようだ。 もっぱらアルゴリズム等の検証用であって配付する性質のものはないらしいが。 CWEBは本当に使ってるようだ。 つまりCをメインに使っているらしい。 CWEBとChangeLogとMakefileとを駆使して各種環境用のソースを自動生成するみたいなことも言っていた。 こういうやり方はTeXの昔からそう変わってないようだ。

ちなみにエンドユーザプログラミングについても少し話を振ってみたのだが興味無さそうだった。 まぁそうだろうねぇ...

それにしてもとても感じの良い人だった。気さくな天才素晴らしい!

Sunday, March 16, 2008

QuickMLのWeb機能

QuickMLで abcdefg@quickml.comのようなメーリングリストを作ると、 同時に http://QuickML.com/abcdefg/ というページが作られ、 メモを書いたり写真をアップロードできたりするようになっている。 積極的に宣伝していないのであまり流行っていないのだが、 各種イベントの計画、連絡、写真共有などにとても便利なので ぜひ使ってみてほしい。

下はセーリングに関するメーリングリストで事前の情報共有をしているところである。 準備その他の細かい情報がメールで流れると鬱陶しいものだが、 Web上に書くようにすれば大丈夫である。

QuicMLのWeb機能に関しての メーリングリスト も作成したので参加いただければありがたい。

Saturday, February 23, 2008

重力電灯

Virginia Techの学生が、重力で発電する 重力電灯なるものを 発明したという報道があった。 1Kgのものを1m持ち上げると10Jのエネルギーになるから これを12時間で下降させると0.00023Wの発電ができる。 電力消費が1WのLEDを点灯するには4320Kgが必要で、 これを持ち上げる作業を12時間ごとに繰り返すことになる。

デザイン的には優れているのかもしれないし、毎日おもりを持ち上げるのは人の自由だが、 アホな「発明」を持ち上げるのはやめてほしい。

Tuesday, January 22, 2008

米国のiTMS

米国のiTunes Music Storeは日本から利用できないと思っている人が多いと思うが、 米国のスーパーなどで売ってるiTMSプリペイドカードを使えば日本でもちゃんと使える。 どこでも売ってるので、米国出張した人とかに頼んで買ってもらえばいいだろう。 Numb3rsのような良質なドラマも 安く買って見ることができる。

Tuesday, January 08, 2008

自力出版

いわゆる自費出版が最近問題になっているようだが、 怪しげな会社に頼るよりも、 すべて自力で作った方がうまくいく場合があるかもしれない。 実際そのような考えで本を出している人もいるようである。 取次経由の流通に乗せるのは難しいかもしれないが、 内容は自分で編集/校正し、 ISBNを取得し、 印刷/製本してネット上で販売すれば、 赤字を出さずに出版することは難しくないかもしれない。 まぁ普通の本屋やAmazonで売られたりしないと気がすまない場合はそうもいかないのだが。

(追記) Amazon委託販売を使えば Amazonでちゃんと売ってもらえるらしい。とするとほとんど無問題な気がするが。

ISBN

ISBNについて調べたり教えてもらったりしたので情報をまとめておく。
  • 番号の構成
    • 従来は10桁(9桁の番号+チェックディジット)だったが、番号枯渇の心配があるためため2007/1から13桁になった。
    • 2008/1現在、10桁で処理されている環境も多いようである。(e.g. AmazonのASIN)
    • 日本の10桁ISBNは4-AAAA-BBBB-Cという形式になっている。最初の「4」が日本の番号。
    • AAAAは出版者記号で2桁〜7桁の数字。
    • BBBBは書名記号で6桁〜1桁の数字。
    • Cはチェックディジットで、その前の9桁から計算される。
    • AAAAとBBBBの桁数の合成は8桁に固定。出版者記号が7桁の場合10冊しか定義できない。
    • 出版者記号が2桁の会社は岩波(00), 角川(04)など20社。
    • ISBN出版社リスト - 2桁出版者, 3桁出版者, 4桁出版者, 5桁出版者, 6桁出版者, 7桁出版者
  • 取得方法
    • ISBNを管理している日本図書コード管理センターに申し込む
    • 出版者番号は個人でも取得できる。出版社のような法人である必要はない。
    • 図書コード取得のご案内に詳しく解説されている。
    • 新規登録の場合は出版者番号は6桁または7桁になる。
    • 7桁の場合、登録料15,750円/国際本部分担金2,100円
    • 6桁の場合、登録料26,250円/国際本部分担金4,200円
    • 初回払込の国際本部分担金は5年分であり、以降3年単位で更新が必要。
    • 書籍として流通させる場合はJANコード(普通の商品バーコード)の取得も必要。
    • 出版者名は勝手に決めてよい
    • 書名記号が足りなくなると新しい出版者記号が割り当てられる
  • その他情報源

Thursday, December 20, 2007

RubyCocoa

Leopardに標準で搭載されたのでいろいろ便利になったようだ。
たとえば以下のスクリプトで辞書アプリケーションを呼び出すことができる。
require 'osx/cocoa'

p = OSX::NSPasteboard.generalPasteboard                                                                                                                                       
p.declareTypes_owner([OSX::NSStringPboardType],self)                                                                                                                          
p.setString_forType("単語",OSX::NSStringPboardType)                                                                                                                           

OSX::NSPerformService("Look Up in Dictionary", p)
IMEもRubyだけで作れたりするらしい。