遠くから見た色と近くで見た色
カラー液晶や発光ダイオードの赤と緑のドットを点灯させたものを遠くから見ると全体が黄色に見えるが、
近付いて見ると赤と緑のドットがばらばらに見える。
ところが私のような赤緑色盲の人間の場合、遠くから見ると黄色く見えるのは同じであるが、
赤と緑の区別がつきにくいため、近付いてみた場合は赤(か緑かよくわからない色)が並んで見えることになる。
つまり、遠くから見ると黄色の単色が見え、近くで見ると赤(か緑かよくわからない色)の単色が見えることになる。
遠くから見た色と近くで見た色が異なるというのはかなり奇妙な話であるが、色盲に特有の現象なのだろうか? それとも同様の現象は誰でも経験するものなのだろうか?