Ken Perlin
Proceedings of the {ACM} Symposium on User Interface Software and Technology (UIST'98), pp. 215-216, November 1998
ZDNetの記事|http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/2407.html(1999/4/30) を見るとかなり宣伝してるらしい。
QuikwritingはNew York UniversityのKen Perlinにより開発された文字入力手法で、 Graffitiと同じように一筆書きで英文字を入力できるようになっている。 正方形の入力領域のうち中心領域を除く部分を45度ずつ8分割したものを用いて、 ペンの領域間移動により入力文字を選んでいく。
ペンの移動は中心領域から開始する。 中心から右の領域(u, t, yの領域)にペンを移動させた後 ペンを中心に戻すと"t"が選択される。 また、右の領域から右上の領域(p, f, n, l, xの領域)に移動させてから ペンを中心に戻すと"u"が選択される。 このように、 中心から始まって中心に戻るストロークで 文字を入力することができるので、 ペンを離すことなく複数の文字を続けて入力することが できるようになっている。 たとえば図のようなストロークにより「the」を入力することができる。
ペンをタブレットから離さなくてよいという点は良いのだが、 SHARKと同様、なかなか覚えられるものではないので ユーザはほとんどいないようである。 メーリングリストが一応あるのだが、ほとんど投稿は無いし、 Palm OS5版は存在しないようである。 (2003/8/26 増井)

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Toshiyuki Masui
Proceedings of the {ACM} Symposium on User Interface Software and Technology (UIST'98), pp. 211-212, November 1998
モード切り換えせずにソフトキーボードと文字認識を 共存させることができる点と、 ストロークを書きはじめた瞬間に漢字単語候補が出る点は 画期的だと思うのだが、製品採用例や文献引用例が 全然無いのは残念なことである。 (2003/8/25 増井)
というか、何度か拝見しているのですが、 あまりにも画期的すぎて理解に頭がついていかない感じ。 「入」以外の例を見たいのですが。あと、配っているのですか? (2003/8/25 美崎)

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Jennifer Mankoff, Gregory D. Abowd
Proceedings of the {ACM} Symposium on User Interface Software and Technology (UIST'98), pp. 213-214, November 1998
この図は"finished"と入力しているところ。
Georgia TechのClassroom2000プロジェクト等で使うらしい。

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I. Scott MacKenzie, Shawn Z. Zhang
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'99), pp. 25-31, May 1999

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Dan Venolia, Forrest Neiberg
T-Cube: A Fast, Self-Disclosing Pen-Based Alphabet
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'94), pp. 265-270, April 1994
階層Pie Menu(Marking Menu)みたいな入力方式 パイのどこかをペンで押すとそのまわりに新しいパイが出現して ペンを動かした方向で文字を入力できる。 トレーニングモードでは押さなくてもパイが出現する。 ペンの下に出現すると隠れてしまうので、ちょっとずれたところに出る。

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増井 俊之
インタラクティブシステムとソフトウェアV: 日本ソフトウェア科学会 WISS'97, pp. 81-86, December 1997

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Gordon Kurtenbach, William Buxton
The Limits Of Expert Performance Using Hierarchical Marking Menus
Proceedings of ACM INTERCHI'93 Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'93), pp. 482-487, April 1993
階層型マーキングメニューの評価 UIST95にも改良版(透明にしただけ!)が出ている

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Toshiyuki Masui
Proceedings of the ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'98), pp. 328-335, April 1998

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増井 俊之
ペン型計算機向けの新しい文字入力手法
日本UNIXユーザ会 第2回日本語入力ワークショップ, pp. , November 1996

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大木 敦雄
アスキー, January 1998
T-CubeとUnistrokeのペンUNIXでの実装法が載っている。

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増井 俊之
ペン型計算機向けの新しい文字入力手法
ペン入力研究談話会資料, pp. , December 1996

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Toshikazu Fukushima, Hiroshi Yamada
A Predictive Pen-Based Japanese Text Input Method and Its Evaluation
Transactions of Information Processing Society of Japan, Vol. 37, No. 1, pp. 23-30, January 1996

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福島 俊一, 山田 洋志
予測ペン入力インタフェースとその手書き操作削減効果
情報処理学会論文誌, Vol. 37, No. 1, pp. 23-30, January 1996
ペンによる文字入力時に、既に書いた文字からその次の 文字列を予測して表示し、その上をなぞるかなぞらないか により確定するかどうかを決めるというもの。 入力点の前の文字列から次の文字列を予測したりすることにより 手書き操作を10%〜44%削減することができるらしい。 実際のシステムを使った時間の測定については書いていない。
ソフトキーを使う 増井のシステムとの違いが非常に小さい。 「福島方式をソフトキーにしただけ」に見える。
何故手書き認識にこだわっているのかわからない。 増井方式の利点をあげるとすれば、

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Minako Hashimoto, Masatomo Togasi
A Virtual Oval Ieyboard and a Vector Input Method for Pen-based Character Input
CHI'95 Conference Companion, pp. 254-255, May 1995

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David Goldberg, Cate Richardson
Touch-Typing With a Stylus
Proceedings of ACM INTERCHI'93 Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI'93), pp. 80-87, April 1993
Unistrokeというひと筆書きアルファベット。 A: ↑ B: > C: < という風に、対応があまりない。 ペンを見ないで書けるのが特徴。 評価は3ページぐらい書いてあるが、認識アルゴリズムに 関しては何も書いていない。 練習すると、字と字の間のスピードが速くなるらしい。 練習により3.2文字/秒程度までは速くなる。 提案のようにストロークを割り当てた根拠は無い。 意外と、右向けストロークよりも左向きの方が速いことも 多いらしい。 Unistrokeによるメールアプリを実際にかなりの間ユーザに 使わせて評価を行なった。
確かにちゃんと評価は行なっているが、そもそもの アイデアがどうってことないし根拠もないので、有用性が よくわからない。

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橋本 美奈子, 長嶋 雲兵, 富樫 雅文, 細矢 治夫
ペン入力のための楕円形仮想キーボードとベクトル入力法
情報処理学会論文誌, Vol. 37, No. 11, pp. 2105-2115, November 1996

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堀井 真吾, 菊池 猛, 千葉 玉三, 赤池 英夫, 角田 博保
情報処理学会ヒューマンインタフェース研究会研究報告 95-HI-59, Vol. 59, pp. 1-8, March 1995
UnistrokeGoldberg_Unistrokeと T-CubeのVenolia_TCubeの比較 Unistroke: 熟練すれば114文字/分 T-Code: 熟練すれば平均115文字/分 見る必要がある かな文字入力用のT-Cubeで、3時間の練習で105かな文字/分になった (キーボードの70%の速度) かな文字Unistrokeで44文字/分
キーボードで入力したら200かな文字/分は入れられると思う。

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